試合で実力発揮!!リラクセーション技法“漸進的弛緩法”
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:たけぞうトリプルジャンパー

試合で実力発揮!!リラクセーション技法“漸進的弛緩法”
スポーツをしていて、試合前にあがってしまっていつもどおりのパフォーマンスができなかった…といった経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?
適度な緊張は、パフォーマンスに良い影響を与えますが、過度なあがりは選手の実力発揮を妨げてしまいます。
今回は、そのようなあがりを防ぎ、リラックス状態をつくるための訓練法である“漸進的弛緩法”についてご紹介します。どこでも手軽にできる方法なので試合前のあがりで悩んでいるという方は、ぜひお試し下さい!
【方法】
筋肉の各部位に力を入れる→キープする→力を抜く、といった一連の流れを次のような順番で行っていきましょう。
① 右手
② 左手
③ 右足
④ 左足
⑤ 両手
⑥ 両足
⑦ 両手→両足
⑧ 両手→両足→胸
⑨ 両手→両足→胸→腰
⑩ 両手→両足→胸→腰→顔
筋の緊張と脱力を繰り返すといったことで、大脳の興奮を低下させ不安を軽減することができると考えられています。
【実施ポイント】
☆姿勢:初めて行う方は、寝る前などに仰向けで行うことがおすすめです。座位や立位に比べ、脱力時にリラックスしやすいでしょう。
☆実施のタイミング:寝る前に継続的に行うことで感覚をつかむ、身体に緊張とリラックスを覚えこませる。試合時は緊張してると感じたら、立位のままでも“力を入れて脱力する”といった筋群の意識的なコントロールを行ってみましょう!
☆意識の仕方:初心者は胸や腰など、意識的に力を入れることが難しい部位は、触って確認しながらやるといいかもしれませんね。また、できなかったとしてもその部位に“力を入れる”ということを意識していくことから始めましょう!
☆時間がなくて全ての部位を行えない場合は、競技に最も影響される筋群から順にやるなどの工夫をしていくといいかもしれませんね。
実力発揮の鍵は、心身のコントロール!
皆さんの実力発揮、自己ベスト更新を心よりお祈りしております^^
参考文献:『スポーツメンタルトレーニング教本』 日本スポーツ心理学会 大修館書店
投稿者:たけぞうトリプルジャンパー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【雨天ワークアウト!】室内でできる下半身トレーニング
まだまだ梅雨は続きます… あいにくの天気が続く時にも筋...
2018年06月24日
-
2分間で何回できる?腹筋チャレンジ!
腹筋に自信がある方は是非チャレンジを!! ルールは...
2016年01月27日
-
ベストボディジャパンのようなキレイで格好いい身体に!アームカール
ベストボディジャパン2015年京都大会優勝を果たした安孫...
2016年03月14日
-
【股関節の可動域UP】ハムストリングスのストレッチに!「アクティブストレートレッグレイズ」
今回は股関節の可動域を向上させるハムストリングスのストレ...
2018年05月15日
-
【ウォーミングアップにもおすすめ!】キレのある動きを作る15種目のトレーニング
春になり多くのスポーツがシーズンイン、もしくはプレシーズ...
2018年03月15日
-
筋トレスピード 速いor遅い どっち⁉
皆さんは腹筋のトレーニングのスピードは速く行っていますか...
2015年08月17日
-
新型スタビ!コアを鍛えるベイビープランク
こんにちは。 アスレティックトレーナーの佐々木優一です...
2015年11月07日
-
【体の使い方が大切】下半身の連動性を高め臀部を鍛える【コックヒップリフト】
-
バスケットボール ドリブル練習
-
スタビライゼーションに一工夫
-
スピードを上げる!様々な走トレーニング
-
切り替えスピード向上トレーニング
-
【股関節の動きを引き出す】壁を利用した「ヒップヒンジ」
-
フィギュアスケート町田樹選手のトレーニング
-
腕を強烈にパンプアップさせる!
-
【解剖学】スクワットで使われる筋肉をイメージしてみよう!
-
姿勢改善 「ゆらゆらロケット」
-
【コントロールテスト】瞬発的に体を使えるようにしよう!【メディシン裏投げ】
-
国際武道大直伝!ウルトラマン腹筋
-
現役ボディービルダーから学ぶ!広背筋、僧帽筋を鍛えるラットプルダウン
-
跳躍力をアップさせよう!ジャンプのコツとトレーニング7種目
-
バランスボールトレーニング
-
身体能力を上げる!アメフト選手のトレーニング
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球