アスリートにおすすめ!お餅の栄養と効能
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投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー
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アスリートにおすすめ!お餅の栄養と効能
12月ももうあと少しで終わりですね。お正月になると、おせち料理やお雑煮などのお餅を食べる機会が多くなるのではないでしょうか?今回はお正月だけでなく、アスリートには日頃から食べて欲しいお餅の栄養についてお話ししていきます。
【お餅は糖質がご飯より35%増し!】
運動中の主なエネルギー源となる「糖質」が豊富に含まれていること。「ご飯」と「お餅」を各100gで比較すると、ご飯の糖質が37.1gなのに対し、お餅は35%増しの50.3gも含まれています!
マラソンやトライアスロンといった持久力を要する競技では、『糖質のとり方が勝敗のカギを握る』といっても過言ではありません。日頃から上手にお餅を活用するとよいでしょう!
一方、短距離走や幅跳び・ウエイトリフティングといった瞬発力や筋力を必要とする競技の場合にも、適度な糖質摂取は欠かせません。試合は数秒で終了する場合もありますが、練習ではかなり長い時間を費やしているため運動中の主なエネルギー源となる糖質が不可欠だからです。
【緊張で食事が進まないときに食べやすい】
トップアスリートのみならず、ジュニアの選手やもシニアの選手も年間に何度か試合があると思います。大切な試合前は、競技レベルや年齢に関係なく誰もが多かれ少なかれ緊張することでしょう。中には緊張感から箸が進まず、茶碗やどんぶりに盛られたご飯を食べられない選手もみかけます。
そんなときにおすすめなのが「お餅」です!茶碗1杯のご飯は食べられなくても、お餅なら2個、3個食べられるという選手は多いです。また、前述した他に緊張で唾液の分泌が減少しているときでも食べやすい「餅入り味噌汁」や、糖質をエネルギーに変換する際に欠かせないビタミンB1が豊富な挽割り納豆を使った「納豆餅」などを取り入れてみるのもよいでしょう。
【消化を早めるには】
『お餅は腹もちが良い』といわれ多くの方から人気がありますが、お餅からとったエネルギーを早く活用したい!という場合もあるでしょう。そんなときにおすすめなのが、大根おろしにお餅をからませた「からみ餅」です。大根には、デンプンを分解する「アミラーゼ」という消化酵素が含まれているため、お餅の消化を助けてくれます。
従って、運動中の主なエネルギー源・脳の唯一のエネルギー源である糖質をたっぷりと確保したいものの、いつものように試合3時間前に食事ができない、大事な商談までそれほど時間がないときなどにも適した食べ方といえるでしょう!
このようにメリットの多いお餅。スポーツシーンはもちろんのこと、ぜひ普段の生活にも取り入れ、「お餅パワー」を体感してみてください。
(全国餅工業協同組合100%お餅ミュージアムより抜粋)
2000年シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんの当日の朝ご飯はお餅を2つとお味噌汁、少しのご飯だったそうです。アスリートの皆さんもお正月だけでなく、日頃からお餅を食べてエネルギーを蓄えてみてはいかがでしょうか?
投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー
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