【スプリントパフォーマンスの向上にも!】サプリメントでアプローチ「アルギニン編」
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
 投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
【スプリントパフォーマンスの向上にも!】サプリメントでアプローチ「アルギニン編」
最近では安価で手に入る事や手軽に栄養摂取ができるためサプリメントを摂取する人が増えています。
目的によって必要・重要となる栄養素が変わってきますが、ベストパフォーマンスを発揮する為におすすめな栄養素が今回紹介する「アルギニン」です。
このアルギニンは豆類やナッツ類に含まれている非必須アミノ酸です。
(ジュニア期では、体内で合成ができないとされているため、子どもでは必須アミノ酸)
アスリートにとって以下のような栄養効果が期待できます。
【アルギニンの効果】
①スプリントパフォーマンスの向上
12名の男性テコンドー選手を対象にした研究や、22名の男女ハンドボール選手を対象にした研究では、BCAAとアルギニンを同時に摂取したところ、非摂取群と比較して顕著にスプリントパフォーマンスの改善や、中枢性疲労が軽減されたという報告もあります。(http://www.dnszone.jp/magazine/2017/0926-001.php)
BCAAについてはこちらをご覧ください!
http://sports-crowd.net/detail.php?no=4058
②血管の拡張・循環を促す
アルギニンは「一酸化窒素」というものを出し、血管を拡張させます。
その為、血液の流れを促し、筋温を温めることからスムーズな筋力発揮を促します。
また、効果を感じやすいことも上げられ、「集中できる」「力が入る」など即効性の高い効果が期待できます。
③免疫力を高める
アルギニンには体内で免疫細胞のマクロファージを活性化させる効果があるとされています。このマクロファージはウイルスや細菌などを食べる白血球の1つです。
つまり風邪予防などの効果も期待が出来るのです。
以上のようにアルギニンには身体に良いとされる効果が期待できます。
今回はほんの一部を紹介しただけですが、アスリートを中心として運動に励んでいる方にオススメしたい栄養素です。
日頃からのパフォーマンスに変化をつけたいと考えている方は是非参考にしてみて下さい!
*********************
スポーツトレーナー 齋藤勇人
大学トレーニングジム 高校ラグビー部etc.
【ライセンス】
JATI-ATI
NSCA-CPT
SAQインストラクター
*********************
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
 
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
- 

さむ~い冬に!野菜たっぷりあったかシチューで栄養満点!
今回は寒い季節におススメの料理!「シチュー」の栄養に迫り...
2015年12月19日
 - 

集中力不足の時に使ってみよう!砂糖水でモチベーションアップ!?
勉強・スポーツ・仕事…ここ一番やる気を出さなければいけな...
2016年03月07日
 - 

間食、栄養補給の王!バナナの知られざる栄養価!
試合中の栄養補給や間食として栄養満点と知られているバナ...
2016年02月26日
 - 

流行の腸活!「ヨーグルト」は「夜」に食べるべし!!
最近、スポーツ栄養学の中で腸内環境を整える腸内フローラな...
2016年07月19日
 - 

第6の栄養素!?【水分】
わたしたちの体を構成する約60%は水です。体内での水の...
2015年04月05日
 - 

補食のオススメポイントを紹介!【冬季はエネルギー不足に注意!】
冬季練習も中盤〜終盤に差し掛かり、エネルギー不足を感じて...
2018年01月07日
 - 

冬の味覚の王道「カニ」の栄養!あなたはカニみそ派!?身派!?
全国各地でカニ漁が解禁されました。カニの季節になると冬が...
2015年11月27日
 
- 
		
		リバウンド防止法
 - 
		
		食欲を2割おさえる 神経刺激
 - 
		
		【筋肉】をつける食材はコレだ!筋肉食材5選!
 - 
		
		食生活を見直そう【食事バランスガイド】
 - 
		
		酸素の取りすぎに注意?
 - 
		
		筋トレとお酒について!お酒を飲むと身体に及ぼす影響
 - 
		
		【疲労回復×筋肥大】アスリートはブロッコリーを食べるべし!
 - 
		
		【長距離ランナー必須の栄養素】鉄とカルシウムについて
 - 
		
アスリートならこれを食べるべし!高タンパク・低脂肪の肉と魚
 - 
		
		ナンバーワンドリンクは!?
 - 
		
		スポーツ選手にもおすすめ。見直そう”青汁”の効果!
 - 
		
		お菓子やジュースの砂糖含有量
 - 
		
		【疲労感が抜けない…】トマトジュースで疲労回復!
 - 
		
		便秘の予防と下痢の予防
 - 
		
		【疲労骨折を防ぐ】栄養面からアプローチ!【早期回復にも◎】
 - 
		
		【慢性的な疲労でお悩みの方へ】トマトジュースで疲労を溜めない身体に!
 
Category New/カテゴリー新着情報
【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細
【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細
【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細
【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細
【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細
【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細
【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細
【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細
【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細
【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球











