【第95回箱根駅伝は東海大学が優勝!】長距離選手とウエイトトレーニングの関係性について
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
【第95回箱根駅伝は東海大学が優勝!】長距離選手とウエイトトレーニングの関係性について
先日行われた第95回箱根駅伝では、東海大学が優勝。
それを青山学院大学と東洋大学が追いかける形の熱戦のレースでしたね。
東海大学が強い理由の1つとしてウエイトトレーニングを行ってきたからだと最近では話題になっています。そこで、今回は長距離アスリートとウエイトトレーニングの関係性について紹介していきたいと思います。
「長距離選手がウエイトトレーニングを行う効果について」
■パフォーマンスの向上
ランナーにおすすめされている練習として、体幹トレーニングが挙げられます。
イメージとしてはプランクなどのスタビライゼーションがありますが、ウエイトトレーニングも体幹部を鍛えることができます。また、負荷としては自体重ではなく、ウエイトを扱うので何十~何百kgの負荷で体幹部を刺激する事ができ、ブレの少ないフォームを獲得することが望めます。
■ケガ予防効果
日本人選手は、長い距離を走るための筋肉量が少ないと言われています。
筋肉量が少ないまま長い距離を走りつづけると骨に異常が起きてしまします。その為、疲労骨折の予防などの効果が期待できます。
東海大学駅伝応援サイトにて、西出ヘッドコーチのコメントがこのように紹介されています。(https://www.75th.tokai.ac.jp/hakone/training/column.html)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・昨年、多くの選手が夏以降に大きな故障もなく、トレーニングを継続できていることが成果として表れています。
・「大学時代に筋力をつけてスピードを養うことが必要だ」という指導方針も両角駅伝監督の考えと一致していたことからチームに取り入れることになりました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
また、2018年10月7日にアメリカで行われたシカゴマラソンで日本新記録(2時間5分50秒)をマークした大迫傑選手もウエイトトレーニングに取り組んでいます。
このように、これからは長距離選手もウエイトトレーニングを取り入れる習慣が必要になってくるのかもしれません。是非参考にしてみて下さい!
*********************
【著者】
齋藤勇人(サイトウ ユウト)
スポーツトレーナー JATI-ATI NSCA-CPT
ラグビーチームメディカルトレーナー
大学スポーツセンター ストレングスコーチ
*********************
投稿者:齋藤勇人スポーツトレーナー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-

【速く走るために】手の形はグーとパーどっちがいいのか?
走るときに手の形はグーがいいのかパーがいいのか・・・ ...
2016年11月10日
-

日本最速!?桐生祥秀のスピードバウンディング!
桐生選手をはじめ、毎年全国トップクラスの選手を輩出してい...
2016年01月04日
-

<名門!摂津高校の練習メニュー!>
摂津高校は大阪にある高校で、昨年のインターハイでは 女...
2016年06月05日
-

下り坂での重心移動をマスター②
前回の記事で3ポイントスタートを紹介しましたが、今日はそ...
2015年06月01日
-

【下半身強化】可動域を最大限に活用した「フルランジ」
今回は全国大会で数多くの成績を残している岡崎城西高校の女...
2018年12月11日
-

合宿の定番!高地トレーニングの効果とは?
合宿といえば高地でのトレーニング! 高地トレーニングと...
2016年08月03日
-

エクスプローシブスタートとは?
今回は、アサファ・パウエル選手の世界一綺麗なスタート(エ...
2015年04月11日
-
現役選手たちへ【強くなるための日誌術】
-
全身を上手く使って前へ進もう!【バウンディング】
-
人類最速から学ぶ!ボルトの軌道作り
-
【コントロールテスト】スピードや跳躍力アップにつながる!【立ち五段跳び】
-
伝説の跳人、ボブビーモンに学ぶ
-
劉翔のウォーミングアップ
-
【股関節の機能性向上】足を高く上げやすくなる「レッグロワリング」
-
【スタートダッシュで差をつける】0からのスタートが速くなるドリル
-
ジョナサン・エドワーズに学ぶ! 三段跳 “水切りジャンプ”の極意①
-
若きトップアスリートの補強!ケンブリッジ飛鳥
-
【おすすめアップ】両腕回しステップ
-
桐生選手が運動会で走ったら
-
ガトリンのスプリントトレーニング
-
ラップのダイナミックストレッチ
-
ブレイクの坂ダッシュ
-
【股関節・体幹の強化に】ハードルを使った空中ランニング
Category New/カテゴリー新着情報
【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細
【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細
【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細
【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細
【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細
【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細
【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細
【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細
【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細
【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細
【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細
【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球











