[体格で相手を上回るために]増量したい時におさえたい3つのポイント
- 【関連ワード】
- 筋肉
- ウエイトトレーニング
- 増量
2017年05月02日
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー
![[体格で相手を上回るために]増量したい時におさえたい3つのポイント](https://eqnutrition.com/wp-content/uploads/2014/02/Wasps-Rugby-training.jpg)
[体格で相手を上回るために]増量したい時におさえたい3つのポイント
スポーツパフォーマンスを向上させるには、体を引き締めるだけでなく「増量する」というのも大きなテーマです。
高校や大学入学時は、先輩の体つきを見てガタイの良さに驚いた人も多いのではないかと思います。
特にサッカーなどのコンタクトスポーツでは、体格差の影響も大きく、いち早く差を埋めて対等に競技をしていきたいと思っている選手は多いはずです。
今回は、そのような選手たちのために増量のポイントについて書いていきます。
【増量時のポイント3つ】
①エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回る
→増量時には普段のエネルギー摂取量に加えて500~1000kcal増やす必要があるといわれています。消費量を摂取量が上回らなければ増量できません。
②“エネルギー”の質にこだわる
→たんぱく質と糖質(炭水化物)をバランスよく摂る
食事は「主食・主菜・副菜・乳製品・果物」といったバランスがとれていることが理想ですが、特に増量時は主菜(タンパク質)と主食(糖質)を1.5~2倍にする意識で摂取しましょう。
※脂質もエネルギー源の一つだが、調理の際に油を使用していたり、肉に含まれることが多いためそこまで意識的にとる必要はない。
③タイミングにこだわる
→タンパク質と糖質は練習後にすぐ補給する。
トレーニング後すぐにタンパク質を摂取したとき、トレーニング後2時間にタンパク質を摂取したときの比較をした研究がありますが、3か月で筋量に大きな差が出ていました。
(大腿筋の横断面積:前者→4㎠アップ、後者→0.5㎠アップ)
また、タンパク質が合成されるには体からインスリンというホルモンをだすことが大切なので糖質を同時に摂取して血糖値をあげしょう。
以上が増量時のポイント3つです。
これから増量にとりくむ選手は参考にしてみてください。
投稿者:rabit ninjinスポーツ栄養アドバイザー
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
【脂質】は不要…は間違い⁉
脂質は、エネルギー源として利用されるほか、たんぱく質...
2015年03月30日
-
暑い夏で大量の汗!体作りをサポート【ミネラル】不足に気をつけろ!
ミネラルは今まで解説した栄養素の中で一番不足しがちな栄...
2016年07月25日
-
リカバリープロテイン
数多くのプロテインが市販されていますが、「回復」に特化し...
2015年09月03日
-
【女性】貧血予防と食事法
貧血予防と食事法について解説します。 女性に特に多...
2015年03月12日
-
コカコーラ VS コカコーラゼロ
コカコーラとコカコーラ・ゼロ、名前からしてコカコーラ・ゼ...
2015年06月26日
-
色と食欲の関係
料理は見た目が大事!とはよく言いますが、実は色と食欲は大...
2015年05月27日
-
スポーツ心臓って何だろう?
『スポーツ心臓』という言葉をご存じでしょうか。アスリート...
2016年05月12日
-
体作りにおすすめ!高タンパク質である【ギリシャヨーグルト】
-
旬のものを食べよう!
-
【消化・吸収を促すために!】食事中の「咀嚼」を意識的に行うことの重要性
-
高橋尚子氏が語る、「マラソン前の食事」
-
サラダチキンの次は「煮干し」!?高たんぱく+ミネラルで最強のアスリート食登場!
-
低脂質高タンパクだけじゃない!鶏肉の秘めたる力!?
-
スポーツ選手にもおすすめ。見直そう”青汁”の効果!
-
アスリートなら知っておこう!3つのお肉、それぞれの特徴!
-
【良質なタンパク質の塊!】アスリートにオススメなスイーツは【プリン】
-
【コーヒーを飲む方は必見】スポーツ前にコーヒーを飲むメリット・デメリット
-
トクホ(特定保健用食品)とは?
-
【瞬発的な筋力の発揮に!】クレアチン摂取のコツと注意点【クレアチンローディング】
-
【疲労回復&筋肉量アップ】分岐鎖アミノ酸(BCAA)の期待できる効果について
-
ウエイトオーバー。シーズンに向けて身体を絞りたい人へ
-
「スポーツドリンク」=「スイカ」!? 暑い夏はやっぱりスイカ!!
-
アンチドーピングについて
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球