トップ選手が行うサーキットトレーニング【アリソンフェリックス選手】
- 【関連ワード】
- アリソンフェリックス
- サーキット
- トレーニング
2017年11月20日
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
トップ選手が行うサーキットトレーニング【アリソンフェリックス選手】
アリソンフェリックスが2011年に行っていたサーキットトレーニングの紹介をします。
アリソンフェリックスといえば、100m.10"89/200m.21"69/400m.49"59、大阪世界陸上とロンドンオリンピックで3冠(200m.4×100mR.4×400mR)を達成しているスーパーアスリートです。また、このトレーニングを行っていた2011年はテグ世界陸上で200m銅、400m銀、両リレーで金メダルを獲得しています。
では、トレーニングの紹介です。
まず、負荷をかけた状態で前傾姿勢をつくりモモ上げをしています。これはスタートから加速の局面で重要となるかたちです。次にクリーン。約40キロでしょうか。3つめはボックスジャンプです。アリソンの身長は168cmでボックスの高さはおへその辺りにあります。約100センチ以上のボックスにジャンプで乗っていますから相当の身体能力です。そしてスナッチ。30~40キロと思われます。そのあと段差腕立てを行い、再度負荷付きモモ上げをしています。そして素早い段差腕立てと素早いボックスジャンプ、これまでより一番速い負荷付きモモ上げを行ってフィニッシュです。
アリソンフェリックスの持ち味は後半でもブレない体幹の強さと姿勢の良い走りだと私は考えています。これを可能にしているのはこういった練習があってこそでしょう。モモ上げの際も姿勢は崩れることなく、足も回転や膝の位置が下がっていません。がむしゃらにやっているだけではなく、正確に行っていますね。
これからの季節、サーキットトレーニングを行う機会が増えてくるかたも多いと思います。
是非参考にメニューを組み立ててみましょう!
この映像は「STACK - Velocity Sports Performance」さまの作品です。
投稿者:ガジュマルくんフィジカルコーチ
- Tweet Follow @Sports_Crowd_
【新着】関連記事
この記事を見た人はこんな記事も見てます。
-
世界室内選手権から見るスタートの極意
先日行われた世界室内陸上競技選手権大会。桐生祥秀選手が準...
2016年03月22日
-
【接地の技術でスピードを高めよう!】スプリントコーチがおススメする6種のスプリントドリル
スプリントドリルとは、スピードを高める準備を行うための動...
2020年04月18日
-
【より効果的に行うために】階段ダッシュの意識すべきポイント
階段ダッシュは、たくさんの方がトレーニングで行った経験が...
2016年09月26日
-
200mのスペシャリストが実践する!プレート腹筋
陸上男子短距離の斎藤仁志選手(自己ベスト・100m:10...
2015年12月15日
-
サンヤリチャーズ・ロスの練習
前回のアリソン・フェリックスの練習風景は参考になったでし...
2015年09月19日
-
この時期にやっておきたい!コントロールテストの意義
陸上競技のトラックシーズンが終わり、冬季練習に向けて心と...
2015年11月07日
-
アリソンフェリックス 鉄棒トレ
オリンピックで金メダル8個獲得しているアリソン・フェリッ...
2015年04月01日
-
ランニング初心者の方へ
-
あの大学、あの美女アスリートも実践!砂浜でリレーをしよう!
-
みんなは出来る?ワニ歩きで股関節と肩甲骨を連動させよう
-
<名門!摂津高校の練習メニュー!>
-
ブレイクの坂ダッシュ
-
走高跳選手のシャフトスキップ
-
【混成競技】片脚バク宙
-
土井杏奈の高速ピッチ
-
ルメートルのスタート
-
坂道トレーニングのバリエーションに!【坂道スピードバウンディング】
-
スプリント ピッチトレーニング
-
ハードルジャンプの効果とは?
-
大きなストライドを獲得しよう!スティック走
-
ゲンゼゼ・ディババに学ぶ
-
現役選手たちへ【強くなるための日誌術】
-
トップアスリートから学ぶ【十種競技世界記録保持者アシュトンイートン】
Category New/カテゴリー新着情報
- 【たった3分で追い込める!】最強腹筋トレーニングメニュー「全方向から鍛えられる計6種類の腹筋サーキット...詳細【1日3分】室内でできる全身トレーニング(中級編)アスリートが考えた3分『全身トレーニング』 ...詳細【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細陸上競技
- 【練習メニュー】下り坂でスピードトレーニング(4種)自主練や部活で使えるシリーズ第三弾『下り坂』の...詳細【練習メニュー】上り坂でスピードトレーニング(6種)自主練や部活で使えるシリーズ第二弾『上り坂』の...詳細【恐怖を超えた究極のスタート】コールマンから学ぶスタートの極意クリスチャン・コールマン(Christian ...詳細【長距離ランナー必見!】ランナーにオススメのトレーニング集オレゴンプロジェクト所属のゲーレン・ラップ選手...詳細ケガ・ストレッチ
- 下向肘上げ 改善エクササイズ【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向肘上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ②【ケガ予防フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細下向胸上げ 改善エクササイズ①【フィジカルチェック用】「フィジカルチェック項目:下向胸上げ」の点数が...詳細【梅雨の季節の体調管理】アスリートに必要な知識蒸し暑く過ごしづらい季節がやってきました。そう...詳細サッカー
- エムバぺ(フランス代表)はなぜあんなに速いのか!?[陸上コーチによる解説]先日4年に1度のワールドカップが行われ、日本代...詳細【W杯でも活躍!】サッカーイングランド代表が行なった〇〇を使ったトレーニング2018年ワールドカップ盛り上がりましたね! ...詳細【W杯でも大活躍】レアル・マドリードのトレーニング欧州チャンピオンズリーグ3連覇、今回のW杯でも...詳細【世界トップの瞬発力!】メッシ選手のアジリティトレーニング【間も無くW杯開幕!】5度のバロンドール受賞、5回のチャンピオンズリ...詳細栄養・食事
- 【瞬発的エネルギー!】クレアチン摂取タイミングのポイントと注意点クレアチンはアミノ酸の一種で、筋肉内のエネルギ...詳細【骨強化に】身長を伸ばす為に必要な栄養素【Jr世代は特に大切!】色々な競技の上で、身長が高いということが有利に...詳細【金メダリストの朝ご飯にも!?】正月によく食べるお餅の栄養&効能お正月はおせち料理やお雑煮など、お餅を食す機会...詳細【身体の調子を整える】サプリメントアプローチ「ZMA」普段の食事から摂取するのが難しい栄養素がある場...詳細野球